声の在りか 寺地はるな
「暖かい気持ちになった」という感想に惹かれ始めてこの人の本を読んでみる。
べったりと行動をともにする友人が欲しいわけではない。~けれども孤立はしたくない
そうなのだ、ずっとこう思ってたんだ。 でも↓これに気づけたんだ。
だから、大丈夫。集団でかたまってしゃべっている人たちを見ても大丈夫。
こどもの様子が見たいから授業参観や学校行事に行くのは楽しみだ、 な、はずだ。 廊下に響く保護者のおしゃべりであまりよく聞き取れないのに、腹ただしく思ったものだ。 でもある時にきもち早くついたら、まだ休み時間で、 親らがいないならか、子供らのじゃれあう姿が見れた。 家の外でこどもに声かけたら悪いな、と思ってたけど、 案外気さくにかけてくるし、クラスメイトもかけてくる。 そっか、早めにきて早めに帰ればいいんだ、と次からはそうした。
学校へ向かう足取りが軽くなった。