血豆ができた。
今の私の状況をものがたっているかのように、
学校のそれはそれは重い門をひーひーいいながら
あけていて、
あともうちょっと、と思ったともに挟み、門はあいた。
痛いなぁと感じながらも
時間に遅れたくない気持ちが大きいため、放置。
そうしたらいつの間にかコーヒー豆なようなのがあった。
これ、なんだろうなぁ、なんて言ってたら
家の人が満面の笑みで、刺してあげよう!と。
それって、とっても怖いことなんじゃ、と
お断り。
そして、今も私の手のひらでコーヒー豆の血豆は
大きくなることも小さくなることもなく、ある。
いつか、消えるのだろうか。