明日の子供たち 有川浩
ブログを購読させてもらっている方にて知り、読んでみる。 なかなか自分が今まで読んできた作者ばかりを手に取りがちだけれど、最近はいろいろな方がすすめてたりするのを 読んで、時に開拓できたりして嬉しい。
ざっくりいうなら児童養護施設に転職してきた職員や そこで生活しているこども達のはなし。
こういう福祉にまつわる話だと 暗く重いことが多かったように感じる。
なのに、この本はあっけらかんと明るく進んでいく。 明るいのだけど、こどもらの背景は 暗く重くもある。
この明るさもあり、出てくる人たちがそれぞれに 魅力的でもあるのでサクサクと読み進め完了。
児童養護施設で暮らしているから=かわいそう、というわけではない。 むしろここで暮らせるようになって嬉しいことばかりが増えた、 そうなのかー。