しろいろの街の、その骨の体温の
図書館で賞をとった本のコーナーがあり、
名前は聞いたことあるなあ、読んだことないなぁと
いくつか借りた中にコンビニ人間があった。
ひぃー、面白い着眼点、と他にこの人の本はないのかと
探してみたら今すぐに借りられるのはこれだけだった。
大事に持って帰った割にはあたためていて、手に取らず。
まぁ、よくあることだ、とまだ手に取らず。
オミクロンワクチンの副反応で、出勤をあきらめた時に
もしかして、と思ったけれど、そんな状態じゃなく寝て、寝て。
さすがに寝すぎて夜寝られずに手に取ってしまう。
サスペンスではなければ途中でやめられずはず、が
そうではなかった。
心も身体も不安定な時期の頃の話。カーストに所属しなくても
気にしなくてもいい、と私はいつ頃気づいたのだろう。
そもそもその頃に意識して過ごしていただろうか。
女の子同士のトイレに付き合うだとか嫌だったけど、
どうしてたのだろか。
「嫌だった」と思っていたということは、それをやっていたのか。
それにしても伊吹、なんて、素敵なんだ。